財産を処分する際の費用について

それぞれのご家庭によって、被相続人が残してくれる財産というのは様々です。
預貯金を中心とした現金だけというケースもありその他に土地や株などを残してくれるといったケースもあります。
このような財産については、必ず分割協議を行わなければならないのですが、その他の遺品をはじめとして財産として引き受けても、その後自分たちには需要がないため、処分してしまいたいといったケースもあるでしょう。

金銭的な部分で売ることによりメリットがあれば売ってしまう事も可能になっているのですが、そうではなく遺産相続をした後の遺品処分については、誰がどのように費用を払うのか、特にこれといった決まりはありません。
そのため誰かが代表で処分するといった形でもよしら相続人が費用を出し合うといった形でも良いでしょう。

◼︎細かな費用については相続人で相談する

例えば被相続人が残してくれた車について相続人の誰かが名義変更を行った後で売ってしまうというケースでは、名義変更をするにあたり費用が必要になります。
ここでの費用というのは手数料ですからさほど大きなものではありませんが、この手数料を誰が支払うのかについては相続人の中で必ず相談するようにしましょう。
どんなに小さなことでも平等に協議を行って決めるようにしなければ後でどんなトラブルが発生するかわかりません。
また、名義変更に必要な手数料だけではなく、実際に車を売る場合であっても車を引き取りに来てもらうなどの場合にはこのような部分で費用が必要になるケースもあります。

ゴルフの会員権などについても返還をするケースや名義変更するケースなどがありますが、名義変更するのであれば名義変更する相続人はここでも手数料を支払うことになります。
ただし返還を行う際にいくらか手数料が必要になるとゴルフ場から言われた場合には、このような手数料について分割協議を行っていく中でやはり平等に負担した方が良いといえるでしょう。
実際には負担すると言っても、最終的に分割協議が行われ、細かな分与が行われる段階でそれ以前に必要となった費用について相殺してしまうのが手っ取り早く簡単な方法と言えます。

遺産相続には様々な費用が必要になり、財産を処分するといった部分だけではなく、例えばわからない事があり税理士さんにお願いするといったケースでも税理士さんに支払う費用をどのように負担するのかについて相続人は平等に考えていかなくてはなりません。
誰か1人が負担するといった形ではなく、全ての相続人が不公平なく負担できるように協力し合っていきましょう。
このような部分で一人でも知らん顔をする人が出てしまうとトラブルになるため、円万に解決するはずの相続協議がトラブルだらけの「争続」になってしまうこともあります。
気持ちよく分割協議を終わらせるためにも一人一人の心持ちがとても重要です。