被相続人の持っていた宝くじが当選していた

被相続人が亡くなってから相続人が集まって遺産分割協議を行いますが、ここで相続人がどれだけ残る分与を受けるのかについて十分な話し合いをすることになっています。
話し合いをした結果、最終的にはそれぞれの相続人が自分の分与分を受けた上で分割協議が終了となります。
しかし、分割協議そのものが終了した後、被相続人の財産と思われるものが見つかった場合には改めてここから新しく見つかった財産についての協議を行う必要があります。

現金などとして見つかった場合をはじめ、誰かにお金を貸していたために、このお金が返ってくるなどといった形で被相続人が残した財産が発覚するケースもありますが、生前に被相続人が購入した宝くじが当たっていたと言う場合にも当選金額について改めて相続人が全て集まり協議を行わなくてはなりません。
もちろん金額によっては分けなくて良いと言う相続人が出てくるので、こういった場合にはその他の相続人も含め、自分たちで円満な解決ができればなんの問題もありません。

反対に高額当選していたという場合には、やはり相続人同士のトラブルを起こしてしまうケースもありますので、分割について冷静な話し合いができないようであれば税理士さんなども含めながら相続税も考えて分割していくようにしましょう。

◼︎一度終了した協議については掘り返さなくて良い

上記のように宝くじが当選していたのだということが後から発覚したケースでは、その前の段階でしっかりと解決した相続協議については改めて掘り起こす必要はないと言えます。
そのため、宝くじで当選した金額について上記を行っていくことになりますが、あくまでも被相続人が購入していたというものであれば実際には相続税の対象として考えていかなくてはなりません。

とはいえ、相続税の対象になるのは3600万円を超えるケースですので、当選金額がこれに満たない場合には相続税の心配をする必要はないでしょう。
またそれぞれの相続人に対する分与分については冷静な話し合いを行いながらしっかりまとめていく必要があります。
できるだけ相続人の中で平等に分割することができるように協力していくのが1番ですが、ここで協議を行い終了した内容についてもしっかり公正証書を作っておくようにしましょう。
一度分割協議が円満に終了した後でも被相続人の財産が何らかの形で発覚するというのは決して珍しいケースではありません。
ここで全ての相続人が冷静に話し合いができるかどうかによってトラブルにつながるかどうかが変わってきますので、あくまでも1人1人が相続人が平等な分割を願うというのが重要なポイントになってくるでしょう。

必要以上に欲を出してしまったりすると改めての分割協議が今に解決できなくなってしまいますので、相続人1人な冷静な意識を持つことが大切になります。
また宝くじに被相続人の名前が書いてあるといったケースでなければ当選金を受け取る際には、相続人の1人が代表で名前を書いた上で受け取るようにしましょう。
高額当選していた場合には身分を証明した上で当選金を受け取る必要が出てくるので、誰が代表で出てるのかについても全ての相続人の中でしっかり話し合いを行い、決めるようにしましょう。